オーディオブック比較6社|おすすめアプリは2択!

Audiobook Productivity

オーディオブックサービスの違いを知りたい人「オーディオブックを利用しようかと思ってる。色んなサービスがあるけど、どのあたりが違うんでしょうか?おすすめも知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

「耳で聴く本」のオーディオブックは、今や人気コンテンツとなりましたね。

スキマ時間で読書できるので、時間を有効に使えるのが一番の魅力でしょう。

とはいえ、オーディオブックを使ったことのない方には、どのサービスがいいのかさっぱり、、なんじゃないでしょうか?

そこで今回は、オーディオブックの主要サービス6社を比較して、違いやおすすめを解説しました。

本記事を読めば、あなたにとってのおすすめオーディオブックサービスがわかるはず。ではさっそくみていきましょう。

オーディオブック比較6社|おすすめアプリは2択!

オーディオブックを提供する主要なサービスは、以下の6つ。※2021年9月時点

  • Amazon Audible(オーディブル)
  • audiobook.jp(オーディオブック.jp)
  • Himalaya(ヒラヤマ)
  • Kikubon(キクボン)
  • digigi(デジジ)
  • LisBo(リスボ)

上記のとおり。

いきなり結論をいうと、この6つの中でおすすめは「Amazon Audible」と「audiobook.jp」の2つ。それ以外は考えなくていいかなと。

残り4つはコンテンツ数が少なすぎるから。

唯一、Himalayaのコンテンツ数は多いですけど、その大部分は、業務提携先のaudiobook.jpから提供されたオーディオブックで、値段も同じ。audiobook.jpの下位互換って感じなので、Himalayaを選ぶ理由なし。

というわけでこの先は、Amazon Audibleとaudiobook.jpの2つに絞って比較していきますね。

【比較】Amazon Audible vs audiobook.jp

それでは、Amazon Audibleとaudiobook.jpを比較していきます。

無料会員として利用する場合

Amazon Audibleとaudiobook.jpのどちらも、利用するにはアカウント登録(無料)が必要です。そして、オーディオブックを購入したときだけ料金がかかります。

そんな無料会員視点で、2社を比較すると以下のとおり。

Amazon Audible audiobook.jp
運営 Amazon オトバンク(株)
ラインナップ 和書:約1万8000冊
洋書含むと40万冊
和書:約3万冊
再生デバイス スマホ・PC スマホ・PC
本の料金 △高い ○安い
読者レビュー ○ある △なし
返品交換 不可 不可

こんな感じ。

和書の数は、audiobook.jpの方が少し多め。洋書ならAudibleの一択。本の料金は、audiobook.jpの方が安いです。読者レビューはAudibleにしかありません。

というわけで、ざっくり言うと以下の感じで決めればいいでしょう。

迷ったときの選び方

  • audiobook.jpがおすすめな方:オーディオブックを安く買いたい!
  • Amazon Audibleがおすすめな方:読者レビューがあると参考になっていいな。Amazonアカウントがすでにあるし、購入はAmazonで完結したい!

有料会員として利用する場合

Audibleもaudiobook.jpも、月額制の有料サービスがあります。有料会員視点で、2社を比較すると以下のとおり。

Amazon Audible audiobook.jp
月額料金 1,500円 880円
特典 月1冊どれでも無料
ポッドキャスト無料
対象本が聴き放題
ラインナップ 和書:約1万8000冊
洋書含むと40万冊
和書:約1万冊
再生デバイス スマホ・PC スマホ・PC
本の追加購入 △30%OFFでも高い ○安い
読者レビュー ○ある △なし
返品交換 ○できる △不可

こんな感じ。

※補足:上記表のaudiobook.jpは、聴き放題プランについて書いてます。他には月額プランもありますが割愛。

Audibleの月額料金はaudiobook.jpの約2倍と高いですが、お好きな本をどれでも月に1冊無料で購入できるのがメリット。退会後もこの本は聴けますし。ポッドキャストは聴き放題ですが、70〜100冊ほどで、更新もあまりされません。そんなに期待しない方がいいかと。

本のレビューは前述のとおりで、Audibleだけ。また、返品交換が可能になるのがAudible有料会員のメリットです。

audiobook.jpは、お手頃な価格で、対象本(約1万冊)が聴き放題になるのがメリット。ただし、目当ての本が聴き放題の対象になってるかは、あなたの好みや時期によりけり。また、退会後はその本は聴けません。

というわけで、ざっくり言うと以下の感じで決めればいいでしょう。

迷ったときの選び方

  • audiobook.jpがおすすめな方:良さげな本をどんどん聴きたい。月の料金は1000円以下で抑えたい。
  • Amazon Audibleがおすすめな方:読者レビューがあると参考になっていいな。Amazonアカウントがすでにあるし、購入はAmazonでひとまめにしたい。月に1〜2冊ペースで、自分の好きな本を購入して聴きたい。月の料金が1500円なら許容できる!

さらに深堀りして、Audibleとaudiobook.jpを比較してみる

ここまでAmazon Audibleとaudiobook.jpの2社について、サービス概要と向いてる方の特徴をご説明しました。いかがでしょうか?

もしも「自分向きはこっち!」というのが決まった方は、まとめへどうぞ。無料体験の始め方をご紹介しますので。

もしも「まだ決めきれない…」という方は、さらに深堀り比較しますので、引き続きお読みください。以下の項目について、より具体的に説明します。

  • 本購入時の料金
  • 本のラインナップ
  • Amazonとの連携
  • 読者レビュの有無
  • アプリの良し悪し
  • 翌月への繰り越し

比較:本購入時の料金

無料会員も有料会員も、本を単品で購入するときの料金は、audiobook.jpの方が安いです。どれくらい違うかというと、例えば以下のとおり。

Amazon Audible audiobook.jp
自分を操る超集中力 2500円 1540円
嫌われる勇気 3000円 1650円
LIFE SHIFT 3500円 1980円

※2021年5月時点

料金差は一目瞭然ですよね。

Amazon Audibleは、有料会員になると、購入時30%OFFという特典がありますが、それでも大抵のケースはaudiobook.jpの方が安いです。

しかもaudiobook.jpは、不定期のセールでさらに料金が安くなります。セール情報を知る方法は、audiobook.jpの使い方|本の選び方や買い方、聴き方が全てわかる!で解説してますので参考にどうぞ。

比較:本のラインナップ

ラインナップを比較したときに、洋書を聴きたいならAmazon Audibleで決まりです。さすが世界に名だたるAmazonだけあって、その数40万冊以上と桁違い。

和書でいうと、ビジネス書や自己啓発書、語学学習の類はどちらも遜色ありません。

ただしそれ以外でいうと、Amazon Audibleの方がジャンルが幅広く充実してますね。文学や小説、ライトノベル、児童書、スポーツ、旅行まで、実に多彩!

例えばライトノベルでいえば、KADOKAWAと提携しており、その数なんと1,000以上。※2021年2月時点

よって、ビジネス系以外の本を中心に聴きたい方は、Amazon Audibleの方がよいかと思います。

比較:Amazonとの連携

Amazonアカウントをお持ちの方なら、いつも使ってるAmazonサイトからすぐに本を購入できるのがAudibleのメリット。支払いもAmazonで完結できますし。

また、目当てのオーディオブックが無かったときもAudibleは便利です。

例えば『嫌われる勇気』をAmazonサイトで調べると以下のとおり。この例ではオーディオブックがありますが、もしなければ、「じゃ今回はKindle(or単行本)にしよう」って簡単に切り替えれますから。

これぞ総合サービスのAmazonの強み!

比較:読者レビューの有無

読者レビューがあるのはAmazon Audibleだけです。

何かものを買うときって、読者レビューって割と参考にしますよね?それはオーディオブックも同様でして、やっぱり読者レビューがあるとすごい便利です。

読者レビューの例

対するaudiobook.jpには読者レビューがありません。残念ではありますが、その分、本の料金が安いですからね。

比較:アプリの良し悪し

スマホでオーディオブックも聴くなら、Amazon Audibleもaudiobook.jpもアプリを使います。そのアプリの良し悪しについては遜色ありません。

巷では、audiobook.jpのアプリはものすごく低評価ですが、1年以上使ってる私からすれば、別に困ることはありません。

あえていえば、audiobook.jpの方が、本のダウンロード時間が少し長いかなという程度。

まぁでも、ダウンロードしてる間は別のことをしてればいいわけで。どっちのサービスにするかを決める上では、アプリは気にしなくていいと思います。

翌月への繰り越し(有料会員向け)

有料会員の場合、翌月に繰り越せるAmazon Audibleは便利です。

いざ月額サービスを始めたものの、どうにも今は聴く時間がない、、という月があるかもしれませんよね?

そんなとき、audiobook.jpの聴き放題プランだと、1冊も聴けなくても月額料金は支払うわけで、その料金はムダになってしまいます。

対してAudibleは、毎月1冊お好きな本を無料で購入できますが、もし当月に購入しなかった場合には、翌月以降に持ち越せます。※これはコインという仕組みでして、詳しく知りたい方は、【解説】Amazon Audible(オーディブル)とはどんなサービス?をご覧ください。

Audibleの月額料金はaudiobook.jpよりも高いですが、自分が気に入った本を自分が聴けるタイミングでじっくり選びたい、という方には向いてますね。

まとめ:オーディオブックを利用するならAudibleかaudiobook.jpがおすすめ!

記事のポイントをまとめます。

  • 主要6社のオーディオブックサービスの中を比較すると、おすすめはAmazon Audibleかaudiobook.jpの2択。他の4社はコンテンツ数が少なすぎるから
  • 無料会員になるなら:audiobook.jpがおすすめなのは、本を安く買いたい方。Audibleがおすすめなのは、読者レビューが欲しい方/Amazonで完結したい方
  • 有料会員になるなら:audiobook.jpがおすすめなのは、良さげな本をどんどん聴きたい方/月額料金は1000円以下に抑えたい方。Audibleがおすすめなのは、読者レビューが欲しい方/Amazonで完結したい方/月に1〜2冊のペースで、自分の好きな本を買いたい方

こんな感じです。

さてここまでご覧になれば、Amazon Audibleとaudiobook.jpのどちらが好みかわかったと思いますので、次のステップを紹介しましょう。

Audibleにもaudiobook.jpにも、30日間の無料体験がありまして、無料会員になりたい方も有料会員になりたい方も、まずは無料会員から始めてみるのがおすすめです。

それぞれのサービスの感触がつかめるし、無料で聴けてお得ですし、一石二鳥じゃないでしょうか。

無料体験の申し込み方法は、以下の記事にまとめてますのでそちらをご覧ください。
» audiobook.jpの無料体験に登録する方法
» Amazon Audibleの無料体験に登録する方法

それではよいオーディオブックライフを!

参考オーディオブックのおすすめアプリ・サービス・本をまるごと紹介